Cadaveric Possession - The Rhythmic Execration of Existence / C

ポーランドのデス／ブラック・メタル・バンド、Cadaveric Possessionの4th。2025年フル・アルバム。クラクフを拠点とするこのオブスキュア・ブラック／デス・メタル。ギリシャ・シーンの重鎮たちからの影響を色濃く受けつつ、Bestial Warlust や Beherit に代表される獣性と暴虐性を容赦なく融合させている。ここにあるサウンドは完全なるアナログ。プロダクションにおけるいかなる技術的補助も存在しない。磨き上げられた音像とは無縁の、最も純粋な形のアンダーグラウンド・デヴィルメタルだ。99％のメタルヘッズはこのアルバムを嫌悪するだろう。だが、それでいい。むしろそれこそが正解なのだ。