Mantiel - From Lycanthropic Realms of Sorrow / CD

チリのプリミティヴ・ブラック・メタル、Manthielの24年デモ。ドイツとチリのインターナショナル・バンドでしたが、2022年からはLord Valtgryftake, Epitaphios, Grollheim, Gryftigaen, Thagirion Altars, Valdivian Tower, ex-13th Temple, ex-Moon's Venerisあたりで活躍していたLord Valtgryftake氏の独りブラックとなっており、バンド名も古英語（？）に変わっている。ヴァルディビアのアタヴィズム（原初回帰）と星界から現れた From Lycanthropic Realms of Sorrow は、「The Black Anthology」として構想された初期の理念と、さまざまな名称や邪悪な構造における原型的原理から生まれた。その音楽は、Manthiel の第一期と第二期の初期の柱を力強く行き来しながら、2020年まで続いた激烈かつ容赦のない響きにおいて、暗く腐敗した時代のミニマリズムの法則に忠実であった。2023年の夏に録音されたこの作品には、本作のためだけに刻まれた4曲の新たな楽曲と、未発表だったNorgeのカヴァー1曲が収められている。これらは暗黒期における進化の一環として存在し、野性的な音の衝突に、初期3作からの楽曲を新たに提示することで黒き論理を加えている。このリハーサル作品は、悪意、ミサントロピー、自然、そして様々な個人的・経験的要素の道程を包括し、それらを今日、より暗黒で退廃的な黄昏の存在と猥雑な幻視の腐敗した墓場へと葬り去るものである。